東京都中野区 内科 婦人科 アレルギー科 心療内科 漢方治療
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ゲン通信
No.14『避妊に関して』
唐突ですが最近の若い女性の間で(10代後半から20代前半)人工中絶手術が増えているようです。手術費用は10万円位かかりますし、精神的にも肉体的にも傷つくのは女性です。と言うわけで今回は避妊に関してお話しましょう。今までは避妊は膣外射精やコンドームなど男性主体で行われてきました。しかし全ての男性が常に理性的であるわけではなく勤勉でもありません。コンドームを装着しないで性交したり、コンドームの破損や膣内残存、さらにはレイプによる妊娠もあります。これからは、女性が自主的に性生活を管理する為にも、また、望まない妊娠を避ける為にも低用量ピルは必携でしょう。ただSTD(性行為感染症)の予防はピルでは不可能なのでパートナー同士の特定ができない場合はコンドームの着用を協力してもらったほうが賢明でしょう。
万が一、前夜に妊娠の危険があった場合には、緊急避妊ピル(モーニングアフターピルといいます)の使用が考えられます。婦人科診察後に中用量ぴるを2回服用してもらいます。
一方、妊娠、分娩を終えた産み終え世代の方にはまた妊娠するのは恐いという気持ちがおありだと思います。このような方には、ピルの他にもIUDなどのリング、ペッサリー、女性用コンドームなどの方法があります。
ここで、最近話題の低用量ピルに関して説明しておきましょう。このピルは、従来の中用量ピルに比べホルモン量が少ない為、副作用のリスク(子宮癌・卵巣癌・むくみ・体重増加)が格段と減少されます。避妊法としては勿論のこと(避妊率は98%)副効用による月経痛及びPMS(月経前緊張症)の軽減、月経量の減少、にきびの治療とかなりの効果が認められます。特に妊娠を望まない子宮内膜症の管理にはお勧めかもしれません。
低用量ピルには服用の期間により21日タイプと28日タイプがあります。服み忘れがないようにするためには28日タイプの方がよろしいでしょう。また、月経の1日目から内服を開始するday1スタートと日曜日から開始するsundayスタートがあります。彼とのデートやスケジュールなどで土日を月経からはずしたい場合はsundayスタートの法がベターでしょう。他にもホルモン量を調節する意図で1相性、2相性、3相性の3タイプがあります。「現在は2相性は日本では販売していません。)出血を避けるなど患者さんのニーズにより使い分けができればよろしいですね。副作用としては血栓症が挙げられますが、高血圧・高脂血症・乳癌・子宮筋腫・肝機能障害などの方及び、35才以上で1日15本以上煙草をのむ方も副作用の点から御相談下さい。以上の点からピル開始の前には一般血液検査、子宮癌検査などを一応なさったほうがよろしいでしょう。
尚、当クリニックではピルは2000円/月で提供しております。ご希望の方は、お問い合わせください。
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