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■HPVワクチン接種
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子宮頸部癌は性交渉の際に粘膜についた傷からヒトパピローマウイルス(HPV)が感染し、細胞レベルで増殖し、異形成から最終的に癌になる事が解明されている病気です。
今回発売されたワクチンは、すでに世界100カ国レベルで使用されており、国によっては12歳の児童全員公費負担により接種している地域もあるくらいです。
日本でも、1000人規模の臨床試験を経て今回発売に至りました。
HPVには数十種類の型があり、その中でも一番子宮頸部癌細胞から検出される確率の高いと言われている16型と18型を遺伝子組み換え操作によってワクチンとしました。
臨床試験で大きな副作用の報告はなく、世界的にも安全性の確立されたワクチンと言えるでしょう。
年齢は10歳から接種可能。一般的には約20年間の効果が期待出来るとされています。できれば、性交渉の経験のない時点で接種していただきたいワクチンです。
性交渉経験のある方でも、HPVの8割は自然消滅する可能性があり、積極的に接種した方が良いと思われます。
ただ、このワクチンを接種したからと言って100%子宮頸部癌から守られる訳ではありません。
日本で報告されるウイルスタイプは33型や52型や58型など他のタイプも見られるからです。
なので少なくても70%以上は予防できますが、100%ではないので定期的な検診は必要不可欠です。
今回のワクチン発売のニュースで、この国でもやっと子宮頸部癌が性交渉をきっかけになるという事が認知される事を願います。
なので婦人科検診は年齢ではなく、性交渉の機会を持ったら誰もが定期的に受ける必要があるという認識が広がってくれれば良いでしょう。
又、子宮頸部癌は性交経験の多い人間がなりやすい病気という事ではなく、一人の男性との接触でもなる可能性がある病気という事が認知されれば、
もっと芸能人でもカミングアウトされる方も増え、国民の意識も乳癌同様高まってくれるのではないでしょうか?
性交渉をする事が悪いという教育をしてきているこの国の偏った教育はひどいものがありますが、嫌でも学校教育の現場で情報提供がされる様になり、コンドームの位置づけは避妊ではなくHIVやHPV感染から守る為、避妊は女性が自分で自分の体を守る事が出来る低用量ピルの服用をという世界での常識がこの国でも常識になる事を期待します。
今後は当院でも臨床試験に協力してきた6型、11型(これは尖形コンジローマといういぼが出来る性感染症です)も含めた4価ワクチンの発売が待たれるところです。
少しでも多くの方が正しい知識と情報を共有する事が出来る様に、池袋クリニックは常に今後も情報発信をしていきたいと考えています。
何かあればお気軽にご相談下さい。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種費用
※計3回接種必要
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学生・未成年 |
一般 |
1回目 |
16,000円 |
18,000円 |
2回目[1ヶ月後] |
16,000円 |
18,000円 |
3回目[6ヶ月後] |
16,000円 |
18,000円 |
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