池袋眼科《松原クリニック》では、ものもらい、結膜炎、緑内障、飛蚊症を始めとした一般眼科診療を行っております。 当クリニックでは、リラックスして診療を受けていただけるよう、なごやかな雰囲気づくりを心がけた医療サービスをご提供しています。

緑内障(りょくないしょう)

緑内障とは

緑内障とは眼圧が高くなり、その圧力が眼の神経や血液のめぐりに悪い影響を与えて視神経に障害を与えるものです。
眼球は正常な代謝を維持するために、一定の固さ(眼圧)を保っています。 一定量の水分が産生され、一定量を流出することによってバランスが保たれています。 この流れに障害が起こると眼球に水分が眼に溜まって眼球が固くなる、すなわち眼圧が高くなります。

緑内障の症状

見える範囲(視野)が狭くなる症状が最も一般的ですが、初期は視野障害があっても全く自覚しないことがほとんどです。
多くの場合、病気の進行は緩やかなので、かなり進行するまで症状に気付かないことがほとんどです。 視野障害が進行した場合は、視力が低下したり、 場合によっては失明することさえありえます。 急激に眼圧が上昇した場合は眼痛・充血・目のかすみのほか、頭痛や吐き気を自覚することもあります。

緑内障の治療

緑内障は、眼圧を下げることにより。進行を防止し、遅らせることが可能です。 しかし、死んでしまった視神経は回復することはありません。
また、中には進行を止められない緑内障もあります。 治療方法としては、薬物療法・レーザー治療・手術があり、緑内障のタイプに適した治療方針を決定してゆくことがとても重要です。

薬物療法

目薬での治療が基本です。現在では、さまざまな薬効を持った目薬があり、 緑内障のタイプ・重症度・眼圧の高さなどに応じて処方され、複数の目薬を使用する場合もあります。
眼圧を下げる内服薬は、おもに目薬の補足薬として使用されることがありますが、 全身の副作用が強く出ることがあり、内服できない場合もあります。