横浜市 みずおクリニック
泌尿器科・内科・訪問診療,介護,看護・在宅カテーテル管理
トップページはまかぜトップ>はまかぜ2006.2.24
□老化と排尿障害
Q ここ数年尿が出にくく、夜間数回トイレに起きます。まわりの人も同じようなので老化現象とあきらめています。(80歳男性)
A 年齢とともに夜間頻尿や排尿障害が増加します。男子では前立腺肥大症が、女子では尿道・膣の萎縮が原因のことが多く、その他、老化で膀胱の筋肉が萎縮し膀胱が小さくなること、膀胱の神経が過敏になり尿が貯まりにくくなること、脳血管障害による神経因性膀胱、夜間の尿を濃縮するホルモン(抗利尿ホルモン)の分泌低下、心不全や高血圧による尿量の増加などが原因です。いろいろな原因が複雑に絡み合い症状を起こしますので詳しい検査が必要です。60代以上の男子では6割以上に前立腺肥大症を認めますので同年代に比べて排尿障害が強い人は泌尿器科での治療が必要です。前立腺が正常または萎縮している場合は神経異常、心不全や高血圧の合併などを考え治療をします。高齢者では人により肉体の年齢は異なるので、その人にあった適切な治療で多くの場合は症状が改善します。「年のせい」と諦めずに泌尿器科に相談して下さい。


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