横浜市 みずおクリニック
横浜市 泌尿器科・内科・訪問診療,介護,看護・在宅カテーテル管理

トップページはまかぜトップ>はまかぜ2006.8.25

尿の量が減っている。乏尿・無尿について

Q ここ2〜3日、尿の量が極端に減っています。尿量減少は病気ですか?(54歳男性)

A:1日の尿量が500ml以下を乏尿、50ml以下を無尿といいます。乏尿と無尿は膀胱まで尿が来ていない状態です。これに対し膀胱まで尿がきているのに尿が出ない場合は尿閉と言います。乏尿の場合、まず急性腎不全を考えます。腎不全は病気の原因となる場所により腎前性、腎性、腎後性に分類します。腎前性は腎臓に血液が行かない場合で、火傷やショックで血液量が減少した状態や今の時期に多い日射病や脱水症が原因となります。スポーツ飲料・お茶など水分補給が大切です。腎性は腎臓の働きが低下した場合で、急性腎炎、糖尿病腎症、痛風、膠原病などが原因です。腎後性は尿ができるのだが膀胱まで行かない場合で、腎盂・尿管結石、尿管の炎症やガンで尿管が狭くなることが原因です。いずれにしろ明らかに尿量が少なくなった場合、とくに痛みもない場合は精密検査が必要です。尿閉と乏尿を区別し、腎機能と尿検査をして原因による治療をします。腎不全は早めの専門医の受診が必要です。


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