横浜市 みずおクリニック
泌尿器科・内科・訪問診療,介護,看護・在宅カテーテル管理
トップページはまかぜトップ>はまかぜ2003.12.26
□前立腺肥大症について
Q最近尿の勢いが弱く、残尿感があります。夜も2〜3回トイレに起きます。前立腺肥大症でしょうか?またその対策は?(65歳男性)

A:
前立腺は膀胱のすぐ下で、尿道の奥を取り囲んでいる栗の実大の臓器で、精液を産生します。50歳頃から徐々に前立腺が肥大し、尿道を圧迫し、いろいろな症状が出ることが前立腺肥大症です。最近では前立腺肥大症が増加し5人に1人に認められます。高年齢ほど、その割合も高くなります。その症状は排尿困難(尿が出にくい)、頻尿(尿が近い)、夜間頻尿(夜2回以上トイレに起きる)、残尿感(尿が残った感じがする)、尿失禁(尿を漏らす)、尿の切れが悪いなどです。前立腺肥大症の症状は痛みがなく、徐々に進行するため、放置すると腎臓まで障害を受け、透析が必要な事もあります。前立腺の大きさや癌との鑑別のために直腸診・超音波検査・PSA測定を、排尿状態を客観的に知るために尿流量測定を行います。治療の第一はα1遮断薬や抗男性ホルモンなどの薬物療法です。薬による治療を行っても尿閉(尿がつまる)や腎機能障害が進行する場合は手術が必要です。

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