横浜市 みずおクリニック
横浜市 泌尿器科・内科・訪問診療,介護,看護・在宅カテーテル管理

トップページはまかぜトップ>はまかぜ2007.4.28

急性腎盂腎炎とはどんな病気?

Q:午後になると高熱があり、腰も痛くなります。腎盂腎炎でしょうか?(32歳女性)

A:急性腎盂腎炎とは腎臓で尿を作る部位(腎実質)と尿を送り出す部位(腎盂)に細菌感染を起こし、悪寒戦慄を伴う38度以上の発熱、腰や横腹の痛み、悪心・嘔吐などの症状を示し女性に多い病気です。細菌感染の経路は膀胱炎を起こした細菌が尿の流れと逆に尿管・腎盂・腎実質に感染する逆行性感染が大半です。その他に少ないが血液やリンパ管から腎臓に入ることもあります。高熱、悪寒、側腹部痛の3症状に、尿の汚れがあれば腎盂腎炎と考えられます。尿検査で尿に白血球と細菌を多数認め、血液検査で白血球増加、CRP陽性、クレアチニンや尿素窒素の上昇があり、超音波検査で水腎症、腎臓の腫れなど認められます。尿路結石、尿路の通過障害、膀胱尿管逆流現象、糖尿病などの内科疾患が発病の引き金になります。治療は抗生剤・抗菌剤の投与と水分の補給を行います。解熱剤の使用も有用です。解熱後も2週間は薬を飲む必要があります。尿路通過障害などの感染のもとなる病気があることも多く、その場合は泌尿器科専門医を受診する必要があります。


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