横浜市 みずおクリニック
横浜市 泌尿器科・内科・訪問診療,介護,看護・在宅カテーテル管理

トップページはまかぜトップ>はまかぜ2007.7.27

タンパク尿と慢性腎臓病(CKD)

Q:健康診断で尿に蛋白が出て、腎臓機能が少し悪いと言われ心配です。(45歳男)

A:尿に蛋白が出る病気には多くの原因があります。膀胱炎や尿路結石が無く、3ヶ月以上蛋白尿が続く場合は、慢性腎臓病(CKD)と思われます。CKDは世界的に増加しており血液透析患者の予備軍と言われております。CKDの患者数は非常に多く、日本では1900万人、その中でも中等度以上の腎障害の患者は418万人と言われております。しかし健康診断を受け蛋白尿を指摘されてもCKDであり末期の腎不全や心血管系疾患の危険因子であることと言うことが患者さんと医師に十分認識されていないのが現状です。CKDには様々な原因があります。高齢、家族歴、糖尿病、慢性腎炎、高血圧症、メタボリック症候群、鎮痛薬の使用などがあげられます。CKDの診断は尿検査で蛋白を持続的に認めることと血液検査でクレアチニン値の上昇で診断されます。CKDの治療はその程度により塩分・タンパク質の減量などの食餌療法、腎保護作用のある降圧剤投与などの薬物療法が行われます。適切な治療により透析や、心血管障害にならないので、かかりつけ医、専門医に相談して下さい。


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