Q 父親が寝たきりで排尿障害のためバルーンカテーテルを定期的に交換しています。泌尿器科の在宅医療(往診)について教えて下さい。(43歳女性)
A 寝たきりで排尿障害がある方の尿路管理は往診できる泌尿器科専門医が行います。まず排尿障害の原因と症状を調べます。原因には前立腺肥大症や癌、脳梗塞後遺症、脊髄障害、骨盤内手術後、糖尿病などがあります。症状は尿が出ない、出が悪く残る(尿閉)と尿が漏れる(尿失禁)、もしくはその両方です。尿失禁では、抗コリン剤などの薬を投与します。効果のない場合は紙オムツを使用します。尿閉では留置バルーンカテーテル管理や間歇導尿が必要です。放置すると尿意で苦しめられ、腎盂腎炎や腎機能障害になります。留置バルーンカテーテルは週に1回、医師や看護師が自宅にお伺いして交換や洗浄を行い、膀胱炎や膀胱結石が発生しないように管理します。前立腺肥大症のバルーン交換は出血しやすく、熟練が必要です。間歇導尿とは、自分自身かご家族が1日数回、特殊カテーテルで導尿する方法です。病院に通院できにくく、排尿でお困りの方は往診可能な泌尿器科医にご相談下さい。
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